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建築家の自邸VOL 10(地鎮祭前編)

ようやく地鎮祭が行われた。
大抵は解体して着工前に行うものなのだが、
今回は工事がややこしくて、一部解体してそのまま着工し、
地鎮祭のタイミングが異例中の異例となった。
ま、自邸だから許されるか・・

Blg092406a_1 岩との格闘も終盤戦で、土地がひらけてきたので、
日が良い時を見計らって行った次第である。

地鎮祭といえば、神主。(例外で牧師やお坊さんもある)
私のほうで知り合いの神主にお願いした。
その人は「サンミョウサン」と地域では言われていて、
神社所属というより神道宗教の神主さんである。

Blg092406b 知り合いというと、私が何かの宗教に入っているなんて
勘違いされるといやなので、説明をしておく。

最初に「サンミョウサン」に会ったのは、10年位前の、
私の初期の、F邸の地鎮祭だった。
そのF邸で「サンミョウサン」のことを知った。

そのF邸が着工直前の正月あけに、大工さんと私が
施主のところに訪れた時の事だった。
施主「かっチャン(私のこと)正月にさ、おやじと
サンミョウサンのところに行って来たんだよ。」
私「何しに?」
施主「おやじがどうしても家相見てもらうって言って、
模型もって見てもらってきたんだよ」
私「え~~」
隣りで大工が大声で、「え~~なんてことを(絶句)」

家相と言えば、泣く子も黙る建築業界にとっては
不吉な言葉。
着工前だろうが、施工中だろうが、設計変更当たりまえ、
信じた施主には逆らえない恐ろしいイメージがあった。

ところが、施主の一言
「いや~ほめられて帰ってきたよ、こんなに家相的にも
いい設計はないですよと言われ、何も手を入れるところは
ないんだって。」
私と大工は「へ!」と拍子抜け。

聞けば、廊下の先に窓があったり、気がたまらないように、
実によく考えられているとほめたそうだ。
細かい偶然も合ったけど、
風が抜けたり、光を射す方角など、家の環境を考える事が、
家相学にぴったりだったって事みたい。

ある建築家が、「家相にも耳をかそう」って言っていたけど、
一理あるかもと、そのとき思った。

そのF邸の地鎮祭で、「サンミョウサン」に話を聞いたら、
神主になる前に、建築業界にいたから、建築の観点から
考えているそうだ。
なるほど!それでと大工と納得。

それ以来、施主が家相を見てもらいたいというと、
「サンミョウサン」にお願いすることにしている。

その後、地元の仕事では何回か地鎮祭で合う事になった。
私が呼んだのではなく、施主や工務店が偶然
お願いした事だった。

というわけで、自邸では是非「サンミョウサン」に
お願いしたというわけだ。
そしたら、なんと旧家の地鎮祭(40年前)は、
先代(おやじさん)にお願いした事がわかった。

なんか家相の話になってしまったので、
次回に地鎮祭の事、書きます。

ところで
家相見てもらうのに、模型だったって事、
きがついたかな?

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