建築家の自邸VOL 29(本音と建前)
「本音と建前」の由来って知っていますか?
実は上棟に関係しているので、今回詳しく調べてみました。
自分のHPにまとめたのものを下記に記します。
「昔、有名な棟梁がいました。その棟梁が明日、建前と言う前の晩になって、玄関の柱を短く刻んでしまい、収まらなくなってしまいました。棟梁は、己の未熟さに死のうと考えたが、それを見た棟梁の奥さんが、自分が代わりに死んでも良いとまで思い、棟梁に酒を飲ませて寝かしつけ、寝ないで考えたのが、マス組と言う工法でした。翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡を受け取ると、「わかった!」と言い、柱の足りない分を、補って納めたのです。ところが、己の恥が表に出るのを恐れた棟梁は、口封じのために奥さんを殺してしまいました。殺してから棟梁は、己の犯した罪を悔い、未来永劫、弔うと心に誓い女の七つ道具を棟の上に飾って供養したと言うのが始まりで、建前の儀式となったそうです。「タテマエ」にこだわるあまり妻を殺してしまった男の生きざまに、「ホンネ」で応じた女の悲話が「本音と建前」の語源となったと言われています。」
という話だが、あまり有名な話ではない。
知らない人がほとんどなので、私自身も半信半疑だった。
ところが、話が本当だったことの証拠になるものを見つけた。
それがこの写真。
上棟セットというものがある。
幣束(ヘイソク)と呼ばれ、上棟時に祭壇にささげ、屋根裏の梁に留めておくものなのだが、そのセットについていた。
上棟時にわたなべ社長が、お札を私に渡して、これを神棚に飾っておいてといわれ、置いていたことを、後になって思いだした。
なんだったんだろうと見てみると、お札だと思っていたのが、
いつもは見たことのないものだったので興味が出て
七という数字が目に入って、あけてみることにした。
そしたら、前述の話の「女の七つ道具」だったのである。
口紅、おしろい、くし、かんざし、鏡、かつら、こうがい
の七つ道具。
そうなると、これ、ほんとは棟の上において供養するもの
だったのか。
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