設計編

建築家の自邸VOL 87(設計コンテストの紹介)

昨年、「第一回トステム設計コンテスト」の
「玄関から始まる新しい家づくり」部門で
優秀賞を頂いたわけだが、その作品内容紹介を
トステムのホームページに見つけたので、
ご紹介します。

http://www.tostem.co.jp/biz/tasc/

受賞式の様子は、過去のブログに書いています。
建築家の自邸VOL 74(第1回トステム設計コンテスト表彰式)

アートディナー中澤建築設計事務所

| | コメント (1) | トラックバック (0)

建築家の自邸VOL 84(母からのクレーム)



完成してから半年が過ぎた。
すっかりサルスベリの葉が落ちて、ようやく落ち葉掃除も
必要なくなった。浴室トップライトを掃除したが、前回から
まったく汚れていなかった。

母と祖母は、毎日が快適だよ、床暖房でいつでも寒くないよ
と話してくれるが、ここは何とかして!というのも実はある。

親子だからいい易いのだろう。たわいのない事がほとんどだが、
こうした実体験はいい経験だ。

前から、リビングダイニングが暗いといわれてきた。
「夜になると暗くて眠くなってしまうよ。」
と言うので、リラックスできる証拠だと反論していた。
暗いのはわかっていた。もともと全部間接照明だから。

食卓テーブルの上部梁に100V配線ダクトが仕込んである。
そこからスポットライト2灯で照らすつもりだったが、
年寄りには新聞が読めないと言う。
そこで、ペンダントを買ってきてつるしたが、やはり暗いという。
そのペンダント40W白熱灯だから、暗いわな。

大きなペンダントにすればいいのだが、この空間では、
照明器具を主張させたくなかった。
母も我慢しきれなくなって、蛍光灯にしてよ!
というので、何かいいのがないか探していた。

ナショナルのHomeArchiホームアーキシリーズというのがある。

これは、シンプルでいてデザインが良く建築家好み。
今回の家でいろんなところに採用しているシリーズ照明器具。
その中で、今年6月に発売になったばかりのものが見つかった。

100V配線ダクトに直接つけられる数少ないタイプの蛍光灯。
型番はHGA4830E。器具が小さく主張しない。
ただし蛍光管は特殊でシームレスラインランプというものを使う。
ランプ自体がデザインで裸状態のままみせる。
欲を言えば、シルバーがあればよかったのだが、白一色しかない。

照明器具をインターネットで注文したら、なぜか代引き時に
安くなっていた。原因がわからなかったが、HPを見ると
商品代金が値下げされていた。
わずか3日間のことで、注文時から配送の間に値下げに
なったみたい。なんか得した気分だ。





また、話は続きがあって、特殊なシームレスラインランプは
めったに売っていない。
インターネットで売っているところを調べたら、大阪の会社で
電球専門の店があった。ここが一番安かった。
注文していて社長の名前に見覚えがあったら、
2000年に日本青年会議所で一緒に活動した先輩だった。
私と気付いたからなのか?これまた代引き時に値下げしてくれた。

シームレスラインランプは電球色、昼白色、昼光色と買ってみた。
私としては電球色使って欲しいのだが、母は一番明るい
昼光色をとりあえず取り付けた。なんか明るすぎて恥ずかしい
くらい。カバーがないので凄く明るい。

ま、雰囲気作るときは、そのラインだけ使わなければいいか。
あかりは、いろんなところに仕込んであるから。
正月に間に合ってよかったと、ホッとしている。

アートディナー中澤建築設計事務所

建築・リフォームで一番人気のブログは何かな?人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

建築家の自邸VOL 82(パティオにウッドチップを敷く)

Blg10167a

玄関前パティオにデッキは完成したけど、ひとつ悩んでいる
ことがあった。それは「落ち葉」である。

デッキ以外のところは土がむき出し状態だったので、
(将来的に植栽をしようと考えている)
泥の跳ね上げ防止に、砂利を敷くつもりだったが、
砂利の上に落ちた「落ち葉」を拾うのが容易でない事が判明。

「さるすべり」は葉っぱが小さく、四六時中落ちてきて、
拾い集めるのはやめにした。
ポーチとデッキ上を掃き掃除するだけでも大変だから。

母が、ウッドチップをもらってきて敷こうと言い出した。
富士市の処理場の隣りに、ウッドチップが山になっていて、
お百姓さん辺りが、肥料にするためにもらいに行っているそうだ。

ずた袋を用意して、母ともらいに行ったら、ちょっと様子が
違った。ウッドチップに枯葉や枯れ枝も混ざった、
腐葉土のような山だった。

時期や行ったときの状態で、違うようだ。
比較的新しい、ウッドチップ+枯れ枝を袋に詰め、
車の後部座席に詰めるだけつめて、もらってきた。

敷き詰めてみると、あら不思議!
まるで、山の中を歩いているような雰囲気になった。
森林浴のようなにおいもしてくる。

「さるすべり」の落ち葉は、ウッドチップの中では、
何も気にならなくなった。

ワンシーズン過ぎれば、腐葉土になるだろう。
そしたら、畑の肥料に使って、新しいのを
またもらってくればいい。ただなんだから。
軽いので、つめるのも運搬も苦にならない。

何よりも自然な雰囲気がこれほどするとは、思いも
かけないことであった。
夏に、夕暮れ時、デッキにイス出してビール飲むと
まるで、山の中にいる気分で気持ちがいいだろうな。

家でのパーティーに、ウエルカムドリンクの場所として、
これは使えると確信しました。
と、早速、風呂上りにパティオでビールを飲んでみました。

Blg10167b
Blg10167c
Blg10167d

アートディナー中澤建築設計事務所


建築・リフォームで一番人気のブログは何かな?人気blogランキングへ

| | コメント (1) | トラックバック (0)

建築家の自邸VOL 78(この夏の猛暑をエアコンなしで過ごす)

Blg08237a

今年は大変な猛暑だ。普通の夏より5度は高いだろう。
テレビでは、熱中症にかからないように、無理しないで、
エアコンを使いましょうと言っている。

ところで、実家のリビングダイニングには
エアコンがついていない。
唯一、寝室にだけ旧家から移設した8畳用がついている。
最悪の場合は、そこに逃げ込むことになっている。
92歳の祖母には、暑くてたまらなかったら、
「寝室のベットで寝ていなよ」と言っている。

寝室は南側の窓の外に、サルスベリの大木があるので、
直射日光をさえぎり、涼しい風も入る。

Blg08237f_2

エアコンは、各部屋に設置できるように、スペースと電源
を用意したが、私も親もエアコン嫌いで、なるべく使わない家
を目指した。
風通しには自信があり、ひと夏つけないで様子を見ようと
思った矢先の、この猛暑である。

お盆の前後に、数日泊まってエアコンなしの猛暑を経験した。

2階は日中、暑くて居られないが、1階は予想以上に涼しい。
涼しいというのは大げさだが、我慢できない暑さではない。
それは風通しと床暖用モルタル下地の床が、冷たいおかげだろう。
タイルの床は、予想以上の暑さ対策になると実感した。

夕方からは海風が入るので、気持ちのいい風が入る。
これほどの猛暑でも何とかなっている。通常の夏ならまったく
いらないだろう。(母は来年入れてくれと言っているが)

来年は、建築工房わたなべ社長のブログ「住宅屋の気持ち
に書かれている緑のカーテン作戦をしようと思っている。

とはいえ、2階の南に面した和室は暑くてたまらない。
そこに寝ていたのだけれど、朝5時頃から暑くて目が覚める。
そこで、「すだれ」をつけることにした。

Blg08237b

Blg08237e

外からはちょっとみっともないが、夏の間だけと割り切った。
これがかなり効果的で、光はさえぎるが風は入る。
すっかり寝苦しくなくなった。もちろんエアコンはない。

今回の猛暑で一番大変な目にあっているのは人間より犬たちで、
テラスの床が暑くて、ぐったりしている。
日陰を探しては移動しているが、浴室のテラス側のドアを開けて
おくと、浴室の床が気持ちよくて寝ている。

そこで、1階テラスにも「よしず」を立てかけた。
もちろん効果抜群。最大の恩恵は犬たちだ。
「よしず」の下はリビングも見渡せるので、人の気配を感じて
安心してそこで転がっている。

Blg08237c

アートディナー中澤建築設計事務所


建築・リフォームで一番人気のブログは何かな?人気blogランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

建築家の自邸VOL 74(第1回トステム設計コンテスト表彰式)

Blg07277b

出席して来ました。
「第一回トステム設計コンテスト表彰式および記念セミナー」
東京都江東区のホテルイースト21で行なわれました。

予想より設営がしっかりしてました。さすが大手メーカーですね。
ただ、段取りはいかがなものかって感じですか。
初めてだからしょうがないところもあるんだろうけど、
プロデュースが趣味の私としては、段取りには、結構厳しいん
です。

簡単に言えば、主役は一体誰?
なにか、狙いは違うところにあったようです。
とはいえ、しっかり表彰していただきました。
立派なトロフィーを頂いて、恐縮です。
セミナーも有意義のあるお話で、大変勉強になりました。
Blg07277d
Blg07277c

開始早々、永田昌民審査委員長から、厳しいコメントが飛び出し、
なにやら波乱の様子。

Blg07277a

すぐに表彰式になったのですが、受賞者が続けザマに壇上に
呼ばれたので、他の受賞者の作品が見られない。
プロジェクター画面の横に立つので、当事者には何が写っている
のか、わからない。

自分自身も、富士まで来て撮影したというカットが、
どこを写して紹介しているのかわからなかった。

一緒に行った「建築工房わたなべ」社長に壇上の姿を
撮ってもらおうと思ったら、一緒にビルダーとして上がってしまい、
そのあたりの様子は写せなかった。

途中で、自分を撮ってみたけど、ちょっと間抜けな顔してますね。
Blg07277f

ま、そのうち関係者から写真が届くでしょう。

表彰式では簡単なコメントを求められて、話足りなかったんです
が、パネルディスカッションで、随分発言の機会があったので、
そのあたりは満足しています。

Blg07277e
Blg08037c

なんだ、単なる目立ちたがり屋か、と思われるでしょ。
内心、どきどきしておなか痛くなってたんですよ。
意外に小心者でした。

ただ、全体としては時間がたっぷりあったので、各受賞者に
映像と共に5分でもいいから、受賞した作品の話を聞ける
機会があっても良かったと思います。

なんて、小言ばかり言っていますが、
内容的には面白く、意味のあるイベントだったと思います。

建築家の伊礼智氏の講演「半製品を開発する」という発想は、
なるほどなと感心しました。
私はどちらかというと、メーカー品を使わないときは、
一品完全手づくりを目指していましたので、
既製品の改造や改良、はたまた開発など、そうした方法が
あるのかと、勉強になりました。

永田昌民審査委員長の講演「建具への挑戦」は、私が大学卒業
して実社会に触れた時の、新鮮な気持ちで感じた建築を
再認識させてくれました。
いつの間にかやめてしまったこだわりなど、反省する思いで、
聞いていました。いまいちど原点を振り返りたいと思います。

実は永田先生には、20年前にお会いしています、と
終了後、挨拶させてもらいました。
私の師匠と交流があったので、大学卒業して就職した事務所に
何回か遊びにこられたことがあったのです。

今回の企画プロデュースの真壁智治氏が、今回の建物を
是非見たいとおっしゃってくれました。
数人のトステム社員の方も見たいと言ってくれて、
大変うれしかったですね。

パーティー行なう時は、是非連絡しますので、
遊びに来てください。

受賞者の方々や、パネラーの方々など、十数人と
名刺交換させてもらい、これからの励みにもなりました。

このたびの関係者の方々、ありがとうございました。
また、一緒に出席してくれた「建築工房わたなべ」社長
ありがとう。

最後は二人で、有楽町の囲炉裏居酒屋で祝杯上げました。
社長は、新幹線最終で富士に帰って行きましたよ。

追記
このたび、企画運営をされていたアートプランニング
さんより、表彰式の様子の写真を頂きましたので、
追記いたします。
Blg08037a
Blg08037b

アートディナー中澤建築設計事務所


建築・リフォームで一番人気のブログは何かな?人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (1)

建築家の自邸VOL 73(第1回トステム設計コンテスト受賞)

Blg07207a

しばらく番外編をお伝えしていましたが、
また、本編の「建築家の自邸物語」に戻させてもらいます。

さて、随分後になっての報告になりますが、
実は、コンテストで優秀賞をいただいておりました。

どんなコンテストかというと、
第1回トステム設計コンテスト

「トステム設計コンテスト」は実際に建設を予定している住宅
物件に対象商品を折り込んだデザインを図面段階で審査。
バスルーム・キッチンそして玄関ドアの3部門において、募集を
行い、第1回トステム設計コンテスト審査会を実施しました。」
(トステムHPより抜粋)
受賞作紹介
http://www.tostem.co.jp/biz/tasc/result.htm

完成住宅ではなくて、設計中の住宅にトステム商品を使った
提案を、図面提示してもらい審査する。
優秀賞にはその商品を提供して、実物件としてカタログなどで
紹介するという趣旨のようだった。

Blg07207b

私は、「玄関から始まる新しい家づくり」というテーマで、
トステム商品の玄関ドア「フォラード」を使った提案をした。

実は提案をしたというより、もともとその商品を使って設計
していたのだ。トステムは木製ドアのように見せかけた商品が
なかったのだが、当時新製品がでて、待ってましたとばかりに、
いち早く使うつもりでいた。

そんなことで、プレゼ用の図面をまとめるだけでよかった。
おかげさまで優秀賞を頂き、玄関ドアを無償提供してもらった。

審査のコメントは以下の通り。
「玄関部門の応募案で全体的にいえる事として、対象商品である
「フォラード」と多様なライフスタイルを融合させた、ストーリ
ー性のある新しい提案が少なかった中で、中澤案は、敷地条件が
決して充分とはいえない中、高低差を生かした玄関アプローチに
配慮し、家族の住み分けとして玄関スペースをとらえたプランが
評価された。」
(トステムHPより抜粋)

Blg07207d

玄関ドアの分が浮いたので、玄関庇にアルミの水平庇を取り付け
る事にした。これまた、トステム新製品で初めての使用です。
じつはYKKの方がかっこいいのだが、受賞作はカタログで
紹介する機会があるというので、別メーカーが映っていては
まずかろうと、配慮しました。

Blg07207e

第1回という事で、関係者が張り切っているようです。
その表彰式が来週行なわれるので、出席することになりました。
ビルダーの方も招待したいというので、
建築工房わたなべ」社長を誘って行ってきます。
社長はブログ「住宅屋の気持ち」で一足先に、コンテストの事を
紹介してくれました。

先日は、発表の為の撮影を東京からわざわざ富士に、関係者が
訪れたようです。どのような発表してくれるか楽しみ。

「第一回トステム設計コンテスト表彰式および記念セミナー」
□日時:2007年7月24日(火)
□会場:ホテルイースト21(東京都江東区)

□記念セミナー
 講演:伊礼智氏 (建築家)「半製品を開発する」
 永田昌民氏(建築家)「建具への挑戦」
 パネルディスカッション テーマ:「建築家が求める住宅設備
のいま」

アートディナー中澤建築設計事務所


建築・リフォームで一番人気のブログは何かな?人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

建築家の自邸VOL 71(解体後の畑)

5月26、27日の完成見学会の後、手作業で引越しをして2週間
が過ぎた。先々週、解体業者と打ち合わせをして、
ついに、旧実家の取り壊しに着手した。

40年の思い出が詰まった家だったが、新しい家が出来てからの
解体は、意外と感傷に浸らなかった。
母も祖母もどうやら、心は新居での生活と引越しで
気が回らないようだ。

うまいこと梅雨に入り、(解体は雨が降っていた方がほこりが
舞わなくて好都合)2週間の予定が1週間で大方壊れたので、
打ち合わせに行ってきた。

Blg06247c

Blg06247b

すっかり無くなっていて、基礎のガラがあるだけ。
ごみの搬出が終われば、解体作業は終わり。
当日はかなりの雨が降っていたので、地面がぬかるんで
靴がぐちゃぐちゃになった。

でもその土が良いんだ。土の具合を見に来たのだから。
というのも、旧実家の建っていた場所で、畑を始めるのだ。
畑の土として申し分のない土だった。

それもそのはず、40年前の家が建つ前は畑だったのだから。
昔の家なので、基礎はただ乗っかっているだけだった。
土も削れることなく、そのまま畑として使える。

岩だらけで畑に出来なかったところに、新居を建てたので、
逆に空いた土地が、畑として十分に活用できた。

土地の配置計画についての詳細は、VOL 15に書いてあるので
興味ある人は読んでみて下さい。
http://artdinner.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/vol_15_d54f.html

コンパクトに建てて残った土地で畑をするというのは、
これからの家づくりの指標にもなると考えている。
実は、母はこの畑構想が一番気に入っていた。
上棟式の日に、姉やいとこが畑をやりたいと盛り上がり、
家庭菜園のように一部の場所を開放する事になった。

ご近所の方も参加できる、開かれた畑を目指します。
毎日のご近所との語らいが、92歳の祖母にとって何よりの健康
の源となるでしょう。祖母は指導係として野菜作りを伝授します。

建築は人を幸せにし、健康にすることが何よりも成功のあかし。
ハードなことに目が行きがちですが、ソフトにこそ家づくりの
真髄が隠されています。

Blg06247a

写真は、ついに明らかになった東側面。
さらに、東側の隣家が最近解体して更地になったので、
今まで見えたこともない東側の道路からも見えることになった。

いずれは畑と果樹園で視線が隠れるだろう。
全景を撮るなら今のうちか。

アートディナー中澤建築設計事務所

| | コメント (0) | トラックバック (1)

建築家の自邸VOL 70(JIAの建築家展のお知らせ)

Blg06137a

今回の自邸をJIAの建築家展に出展中です。

JIAの建築家展(住宅部会作品展)
会期:6月11日~15日 
場所:JIA会館1F小ホール(渋谷区神宮前2-3-18)

JIA(日本建築家協会)の建築家展に模型とパネルを出展して
います。
JIA関東甲信越支部住宅部会の建築家の作品が総勢32名
展示されています。

Blg06137b

Blg06137c 

初日に会場でパーティーがありました。
一人一人、各作品を紹介して、細かい質問が飛ぶなど、
建築家同士の有意義な時間となりました。

いろんな捉え方、作風があって、大変勉強になります。
期間は短いですが、お近くの方は覗いてみてください。

模型は持ち運びが容易になるように、敷地をカットしました。
今後、この作品展は銀座のINAXショールームでも
行なわれる予定です。

アートディナー中澤建築設計事務所

| | コメント (0) | トラックバック (0)

建築家の自邸VOL 69(気持ちのいい浴室)

Blg06107d
Blg06107b
Blg06107c_1
Blg06107a

見学会で一番好評だったのは、浴室。
ユニットバスではない、在来浴室を作り続けてきた私としては、
本当にうれしい反応だった。
また白いタイルと太陽光のおりなす気持ちよさは、工事中から、
確信できた。

実を言うと、この浴室、夢は実現できなかった。
中学の時に建築家になって家を作りたいと思ったときから、
自宅には、屋上に露天風呂を作ってあげると、言い続けてきた。

イザ、具体的に設計を始めると、予算、面積、場所と、
露天風呂にするには何もかも破格で、難しい。
いつしか、露天風呂構想は鳴りを潜めてしまった。

ただ、簡単にあきらめられなくて、トップライトから
緑が見えることと、坪庭に出られるように設計した。
この浴室、道路面に面して、玄関脇にあるという、およそ
非常識な位置にあるが、そのことには、誰も気づかなかった。

設計というもののマジックをみせられたと思う。

先日、ついにその風呂に入った。西日が差し込む夕方のこと。
考えてみると、自分の設計した風呂に入るのは、初めてのことだ。

設計した家に一泊させてもらったことはあるが、お風呂に
入った事はない。不思議な話だが、初の体験だったのだ。

で、どうだったかというと、じぶんで言うのは気が引けるが、
すばらしいのひとこと。
こんなに気持ちのいい設計したのかと、自分で感心してしまった。

本当か?と怪しまれる人は、物は試しと、風呂に入ってもらい
たいな。見学に来られて、体験してみませんか。
ビール用意しますよ。

あまりに感動したので、施工してくれた「わたなべ社長」に
メールしたら、その内容に感動したと、ブログに掲載された。
住宅屋の気持ち」にそのときのやり取りが書かれています。

体験してわかることはもうひとつ。
それは素足の肌触り。完成した家では、靴下を履く。
住人でないので、素足で歩くことはあまりなかった。

お風呂から出て、ぬれた足で、洗面所のタイルの上を歩く。
足葺きマットがなかったからだが、タイルが水を吸ってくれて、
すぐに乾いた。
コルクタイルの床を歩いて、キッチンでビールを飲む。

この足底の感覚は、人の気持ちよさを増幅させるのだろう。
常々、床暖房のコルクタイルの床は素足が気持ちいいと、
過去の施主が言っていたが、身をもってわかった。

冬は暖かく、夏はひんやりするこの床は、
床暖をしていなくても、素材の気持ちよさが伝わってくる。

気持ちの良さは体感してもらわないと伝えられない。
風でも光でもなく、素材の持つ調和という自然な感覚が、
人々の肌に語りかける。
この感覚は、今後の設計にさらに生かせていけそうだ。

アートディナー中澤建築設計事務所

| | コメント (0) | トラックバック (0)

建築家の自邸VOL 68(引越しの準備)

先日、電化製品と家具が届くというので、立会いに行ってきた。

引渡し日に大きなタンス2個と、仏壇を建築工房わたなべの
スタッフに運んでもらったので、後は毎日、近くに住む姉が手伝
いに来て、少しづつ荷物を移してくれています。

Blg06097c
見学会から2週間が過ぎ、ほとんどの荷物が移動できたようだ。
食器棚がきれいに飾られていて、扉を閉めるのがもったいない
くらい。でも見たこともない食器ばかりで、どこにあったんだと
驚くばかり。

Blg06097a
母の部屋では、大きなタンスが唯一室内での置き家具なので、
転倒防止策を講じる。

Blg06097d
新購入の電化製品は、冷蔵庫と洗濯機。エイデンに勤める友人の
H君に頼んで購入。両方とも東芝製。
冷蔵庫は両面扉がボタンで開くのを、母が気に入ったため。
洗濯機はドラム式で6キロタイプは、一種類しかなかった。
選択の余地はない。最近の洗濯機は大型化して、9キロもあるが、
そんなにいらない。コンパクトなのも作ってもらいたいものだ。

テレビはアクオスフルハイビジョン37型が、5月の連休中に、
ビックカメラ新宿店でびっくりするほど安かったので、
購入して、見学会にあわせてつけておいた。

結局、TV、冷蔵庫、洗濯機と3種の神器を購入したわけだ。
大体新築されると、この3つは新しくする人が多いが、
買いたくなる気持ちがわかった。

富士市にジャンボエンチョーという、ホームセンターがある。
そこへ、母の部屋と和室の照明器具を捜しに行った。
ほとんどが間接照明で器具がついているので、購入するのは、
この二つだけ。
母の部屋はシンプルなシーリングライトで、リモコン機能付き
で5000円代だった。
こういう安いのは、勾配天井には付きませんと書いてあるのだが、
まったく問題なく取り付いた。これを読んで勾配天井につける
人は自己責任でお願いしますね。

Blg06097b
和室にはヤマギワのイサムノグチの有名な「AKARI」の
レプリカもの(コイズミ電気製)で、3000円代。
本物の半額以下で安いが、コードの収納部分など、
本物以上によく出来ていた。
貼ってある和紙はさすがちょっと安っぽかったが、
遠目ではわからない。

ふと見ると、ライティングダクトにつけるスポットライトが
980円。こんな安いのは見たことないから2個購入。
しめて10000円くらいで照明器具代がすんだ。

照明は金額をかけなくても、よく魅せることができるという
例としてみてもらえればうれしいね。

Blg06097e
予想外だったのはダイニングテーブル。昨年10月に
豊洲のららぽーとがオープンしたときに、そこでアクタス
の北欧のダイニングテーブルが置いてあった。
オーク材で、Yチェアにぴったりだった。

通常1.5mで3枚の板をつなげていくと最大3mにもなる
というのが気に入った。
ダイニングテーブルとYチェアを購入するつもりでいて、
今回アクタスの担当者に依頼すると、
なんと半年で4万も値上がっていたのだ。いくらユーロが
上がっていても、それはないだろう。Yチェアも1万くらい
値上がっていた。結局Yチェアは2脚で我慢する事になった。

あ~、半年前に見たときに買って置けばよかったなあ。
と悔やんだが、後の祭り。Yチェアは7月に届く。
それでも早いほうだ。3ヶ月待ちは普通だから。

アートディナー中澤建築設計事務所

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧